自習スペース
自宅では雑念が拭いきれないので集中して自主学習ができない、そんな生徒のために自習用のスペースを開放してくれている学習塾もあります。 塾で授業を受けない日は寝泊りしている自室で夜の7時から8時までみっちり自習をする、それが受験生のあるべき姿なのですが、 年頃の生徒さんがおとなしく自宅学習を続けられる時間はそんなに長くないでしょう。 気になるニュースがテレビで流れれば目を奪われますし、息抜きでスマートフォンを触りだしたら指先が止まらなくなってあっという間に8時を過ぎてしまいます。 購読している週刊誌の発売日前にはソワソワして参考書の中身が頭に入らないし、皆既月食の夜には部屋から飛び出して星空を眺めたくなるでしょう。 そんな誘惑を断ち切るにも学習塾の自習スペースは有用で、ここならば落ち着きの足りない思春期の学生も集中して勉強をすることができます。 24時間エブリディ開放されたスペースではありませんが、たいていは毎日の毎朝からバスが動いている時間くらいまでは利用可能となっています。
凄まじい授業時間
一般的な予備校に比べると医学部予備校は授業時間が数割増しになっておりますので、学力アップ、偏差値アップといった結果が現れるまでの期間は短いでしょう。 これはクラスで授業を行う形式でも個人指導を主体としているところでも同じで、生徒にとってハードなカリキュラムが組まれています。 時間が多ければいい、と単純には言えないのですが密度も決して薄くはありませんし、グングン成績が上昇して瞬く間に志望校が射程距離に入るでしょう。 なぜ普通の予備校よりも授業時間が多いのか、それは医学部が難関だからであり、そうしなければ受験に失敗する恐れがあるからです。 無事に志望校に入学するためには、目指しているのが医学部なら高いハードルを超えるためにそれだけの努力が必要ということです。 寝る間も惜しんで勉強する、そんな表現がピッタリなのが医学部を狙う受験生ですし、医学部を目指すのならこれくらいは当たり前なのかもしれません。
面接や小論文対策
医学部の受験は問題に解答する筆記試験だけではなく面接や小論文も含まれている大学が多いので、予備校ではその対策も教えてもらいます。 この二次試験の内容は筆記試験以上に各校ごとの特徴がありますから、傾向を知ったうえで対策を練るのが効果的でしょう。 過去の傾向を知るためにはどうするか、医学部予備校の力を借りるのです。 その受験に特化している予備校ならば「この大学は面接で毎年こんな内容の質問を投げかけてくるからスラスラと返答できるように訓練しましょう」と アドバイスしてもらったり、講師を仮想面接官にして練習をすることもできます。 学習塾に通っていなかったら面接で何を聞かれるのか見当もつかないまま当日を迎えることになるかもしれませんが、予備校のおかげで何度も練習をしたのなら 自信を持って爽やかに寒い朝を迎えられます。 心配で朝ごはんが喉を通らない、なんてことにもなりませんし、そのせいで空腹で実力を発揮できない、という事態も回避できます。